―審美ブラケット―
従来のメタルブラケット(金属)と違い、セラミックブラケットは自然な色合いの優れた審美性を兼ね備えています。 治療中の自然な笑顔を約束します。 また最近では目立たないホワイトワイヤーがあります。 当院ではオーダーメイドの矯正治療のため、 一人ひとりの患者様に合わせてワイヤーを矯正歯科医が屈曲します。 そのため、既成のホワイトワイヤーでの治療は行っておりません。 患者様の結婚式などの特別な日に、 一時的にホワイトワイヤーを装着することは可能です。
―リンガルブラケット矯正法―
. 誰でもリンガルブラケット矯正法で治療できるのですか? |
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. たいていの方はこの方法で治療できますが、患者様のお口の中の状態によっては治療できない場合もあります。 あなたの治療にどの方法が最適かはご相談ください。 |
. リンガルブラケット矯正法の治療費は高いですか? |
. 歯の表側に付ける装置よりも高くなります。この方法での治療には特別な装置と技術が必要だからです。 |
. リンガルブラケット矯正法で治療すると表側に付ける装置より治療期間が長くかかりますか? |
. 治療期間は表側につける装置とほぼ同じです。 |
. リンガルブラケット矯正法は表側に付ける装置よりも違和感が大きいですか? |
. 確かに表側の装置に比べ、食事がしにくかったり、しゃべりにくいなどの欠点はあります。 これは徐々に慣れていきます。 |
*なおリンガルブラケット矯正法で矯正治療を行う時間帯は、 平日(月~金 除く木曜日)の 午前中(10:00~12:30)および午後2:00~3:00 とさせていただいております。 上記時間帯に通院していただける成人の患者様のみ対象とさせて頂きます。
―アソアライナー―
マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は従来の固定式装置(ブラケットとワイヤー)を使用する矯正治療と違い、 10日間ごとに透明なマウスピースを新しいものに交換し、歯並びを整えていきます。
マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は透明なプラスティックのマウスピースをお口の中にセットし、 1日17時間以上使用します。 装置が透明なのでほとんどつけていることがわかりません。
取り外し可能なため、食事や歯磨きはいつもどおりできるので、お口の中を清潔に保つことが可能です。
このような利点のある装置ですが、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は全ての方に適しているわけではありません。 マウスピース型矯正装置(アソアライナー)による治療ができるかどうかは、初診で来院していただいた時にお話をいたします。
適応症 | 非適応症 |
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軽度のでこぼこ(叢生) 空隙のある歯並び(すきっ歯) 矯正治療後の後戻り |
中程度から重度のでこぼこ(抜歯が必要な場合) 顎の前後的、左右的なずれがある場合 |
―アブソアンカー―
矯正用に開発されたミニスクリュー・タイプのインプラントを併用する矯正治療法です。 歯を理想的な位置へ移動するには、力を掛けるための固定源が必要となります。 従来はヘッドギアーなどを固定源としてきましたが、 インプラントは安定した力で歯を牽引できるため、 治療期間の短縮が可能で、しかも確実に歯を動かすことができます。 インプラントを埋め込む手術は約30分で済み、痛みもほとんどありません。 また撤去も簡単で、傷は全く残りません。 表側・裏側どちらの矯正治療の場合にも利用できます。
メリット | デメリット |
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・短期間で治療が済み、しかも確実な効果が得られます。 ・矯正のために抜歯する本数を減らすことができる可能性があります。 ・難易度の高い不正咬合の治療も可能です。 ・ヘッドギアーなどの面倒な装置の装着が要りません。 |
・インプラントが適合せずに抜け落ちてしまうこともあります (しかしその場合でも手術侵襲が少ないので、位置を少しずらして埋め込むことができます)。 ・18歳未満の方には適用できません。 |