歯肉炎のおはなし

9月に入り暑さも一段落。徐々に秋の気配が近づいてきた気がします。
先日、友人とBBQをしてきましたが、天候に恵まれず雨と風と寒さで風邪をひきそうでした。
気温の差も大きくなってきましたが、みなさんは風邪などひいていませんか?
さて今回は歯並びと歯肉炎の関係についてのお話です。
歯肉炎とは、歯垢(プラーク)の磨き残しによって歯ぐきに炎症が起きている状態のことです。
この段階では痛みがほとんどないため、症状に気がつかなかったり、「たいしたことはないだろう」と放置してしまいがちです。
しかし、放っておくと症状はどんどん進んでしまうので、初期段階でしっかりケアすることが大切です。
歯肉炎を起こしやすくする口腔内環境として、歯並び、不適合な冠、口呼吸、歯ぎしりなどがあります。
歯並びが悪い部分は、歯磨きが不十分になりやすいため、歯垢が付着し、炎症が起こりやすくなります。
矯正をして歯並びがきれいになると、歯肉炎のリスクを減らすということにもつながります。
歯肉炎が進行し、歯を失う原因の歯周病(歯肉炎も歯周病に含まれますが)にならないためにも、口腔内環境を整えるということは、とても重要なことです!!
矯正を検討している方や、治療した方も、歯肉の状況を見てみてはいかがですか?