噛む力の大切さ。

こんにちは!
暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
いきなりですが、、
あごの骨の成長を促す噛み方についてお話します。
小さなお子様のいるお母さん方には
興味深い方もいらっしゃるのでは…と思います。
現代人は、昔の人と比べてあごが小さくなったといわれてきました。
あごが小さくなったから歯並びがわるくなるのでは?と考える方も多いと思います。
しかし、とある教授のとある研究によりますと、
「縄文人と現代人のあごの大きさはほぼ同じ」らしいです。
あごの大きさに大きな変化がないのに、歯列幅だけが小さくなっているそうです。
歯並びが悪くなるのは、歯列幅が小さくなっているからなんですね。
どうして歯列幅が小さくなってしまったのか。
その原因は、「噛み方」!!
噛み方の質が、歯・あごの成長、きれいな歯並びには大切なんです。
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左図は上下運動だけの、現代人に多い噛み方です。
一方、右図のような噛み方をグラインディング咀嚼(そしゃく)
といいます。聞いたことないですよね。
この噛み方はあごの骨の成長を促します。
垂直運動に左右の運動が加わり、上下の臼歯をすり合わせて
ものをすりつぶしながらそしゃくします。
成長期の子供で乳歯から永久歯に生え変わるときに、
歯を受け入れるスペースができ、叢生歯列(でこぼこ)
を予防すると考えられているそうです!!
それに加えて、
唾液やホルモンの分泌を促進し、脳への血流を促進します。
噛みごたえのある食べ物がグラインディング咀嚼を育てます!
歯科用のオーラルガムも販売されているようです。
硬めのガムを1日2回10分ずつ噛むことで、
トレーニングになるようです。
歯並びのため、脳の活性化のために、噛む力を鍛えましょう!!

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